5〜6歳になると、赤ちゃん向けグッズはほぼ卒業する。代わりに必要になってくるのが、自立や学習の準備を自然にサポートしてくれるアイテムだ。
ここでは実際に使ってよかったもの、子どもが自分から使うようになったものを中心に紹介する。
1. アナログ時計(子ども向けデザイン)
デジタルではなくアナログを選ぶのがポイントだ。長針・短針の読み方を覚えることで、時間の感覚が身につく。数字だけでなく「〇時間後」「あと〇分」という概念の理解にもつながる。子どもの目線の高さに置けるタイプが使いやすい。
2. こどもチャレンジ・市販のワークブック
机に向かう習慣をつけるために、1日10〜15分程度できる薄めのワークブックが使いやすい。「勉強」として構えさせるより、シール貼りや迷路感覚でできるものから始めると続きやすい。市販のものは数百円から買えて、進研ゼミなどの通信教材より気軽に試せる。
3. 鉛筆削り(電動タイプ)
就学前から鉛筆を使い始めると、削る場面が必ず出てくる。手動の削り器は力加減が難しく、折れやすい。電動タイプは差し込むだけで仕上がりが均一で、子ども自身が使えるようになる。自分で道具を管理する習慣にもつながった。
4. 子ども用リュック(ランドセル型ではないもの)
習い事や図書館、公園など、就学前から「自分のバッグ」を持たせると自己管理の意識が育つ。中身を自分で確認する習慣がつくと、入学後の準備がスムーズになった。軽くて開口部が広いタイプが子どもには使いやすい。
5. 絵本・図鑑の定期購読または図書館カード
グッズではないが、読書環境を整えることはこの時期に一番コスパが高い投資だと思っている。図書館カードは無料で作れて、毎週好きな本を選ぶ体験が「読む楽しさ」につながる。家に図鑑を1冊置いておくだけでも、子どもが自分で調べる習慣の入り口になる。
6. ホワイトボード(小型・壁掛けタイプ)
文字や絵を書く練習を「勉強」にしないために便利なアイテムだ。消せるので失敗を怖がらずに書ける。ひらがなの練習、お絵かき、お店屋さんごっこなど、遊びの中で自然に文字に触れる機会が増えた。
7. タイマー(キッチンタイマー兼用)
「あと10分でゲームおしまい」「5分で着替えよう」という声かけに、タイマーを使うと子どもの納得感が変わる。親の言葉より、タイマーの音のほうが切り替えのきっかけになりやすい。シンプルな操作で子ども自身がセットできるタイプが使いやすかった。
8. 自転車(補助輪なし)+ヘルメット
5〜6歳は補助輪を外すのに適した時期だ。最初はストライダーや補助輪付きで慣れていた子でも、この時期に集中して練習すると1〜2日で乗れるようになることが多い。転倒時のためにヘルメットと膝当ては必須で、一緒に揃えておくと練習に集中できる。
この時期のグッズ選びは「子どもが自分で使えるか」を基準にするといい。親が管理するものより、子どもが主体的に使えるものを選ぶと、自立心の育ちにそのままつながっていく。