トイレトレーニングは、育児の中で一番「こんなに時間がかかるとは思わなかった」経験だった。
3歳になったら始めよう、と軽い気持ちでスタートした。「2週間あれば外れる」という話をどこかで聞いていたし、実際そんなものだろうと思っていた。結果として、完全に外れるまで2ヶ月以上かかった。
やってしまった失敗
失敗するたびに、顔に出てしまっていたことだ。
「またか」という気持ちを抑えようとしても、溜め息が出る。子どもはそれを見ている。トイレに近づくだけで緊張した表情をするようになったとき、これはまずいと気づいた。
失敗を責めない、というのは頭ではわかっていた。でも毎日続くと感情が先に出る。対策として、失敗したときの処理をルーティン化した。淡々と着替えさせて、淡々と拭いて、「次はトイレでできるといいね」だけ言う。感情を乗せないために、手順を決めてしまう方法が自分には合っていた。
うまくいったこと
成功したときの反応を大げさにしたことだ。
ハイタッチ、抱き上げる、「やったー!」と本気で喜ぶ。子どもの顔が毎回輝いた。その顔が見たくて、また頑張ろうとしているのが伝わってきた。ご褒美シールを用意して、成功するたびに貼らせる方法も効果があった。
保育園との連携が大事だった
家ではできるのに保育園ではできない、という時期があった。逆に保育園では成功しているのに家では失敗する日もあった。先生に家でのやり方を伝えて、保育園でのやり方を教えてもらう。この連携をするかしないかで、進み方が変わった。
先生に「最近どうですか」と聞くだけでいい。それだけで、家では見えていない部分が見えてくる。
この時期の子どもとの関係で気づいたこと
3〜4歳は、子どもが「パパとの時間」を求めてくる最後のピークかもしれないと思う。
保育園で友達ができて、外の世界が広がり始めると、少しずつ親より友達という時期が来る。今のうちにたくさん一緒に過ごしておけばよかった、と後から思う前に、この時期の「パパと遊ぼう」という言葉を大事にしてほしい。
トイトレの2ヶ月は大変だったが、毎日一緒にトイレに向き合った時間は、振り返ると悪くない記憶になっている。