体験談 育児

乳児期の体験談|離乳食を全部食べてくれない日々と、パパなりの乗り越え方

離乳食を始めた最初の2週間、子どもはほぼ何も食べなかった。

スプーンを口に近づけると顔をそむける。口に入れても舌で押し出す。せっかく裏ごしして冷凍して解凍したおかゆが、毎回ほぼそのままゴミ箱に入っていく。その光景を見ながら、「これ、いつ食べるようになるんだろう」と本気で思っていた。

離乳食で一番しんどかったこと

食べないこと自体より、毎回の準備と後片付けのサイクルがしんどかった。

作る、食べさせる、片付ける。これが1日2〜3回あって、しかも食べてもらえない。ママがじわじわと消耗していくのが見ていてわかった。週末はできるだけ食事担当を引き受けるようにしたが、平日は何もできないことへの罪悪感があった。

そのとき試したのが、作り置きの仕組み化だ。週末にまとめて離乳食を作って冷凍しておく。平日はそれをレンジで温めるだけにする。この流れを作ってから、ママの「また作らないといけない」というプレッシャーが減った。

ハイハイが始まって家の中がカオスになった話

7ヶ月に入ったころ、突然ハイハイのスピードが上がった。

コンセントに向かって一直線に進んでいくのを見て、慌ててカバーをつけた。次の日には引き出しを開けて中身を全部出していた。その次はゴミ箱を漁っていた。毎日新しい危険を発見する日々だった。

安全対策を後手でやっていたことを反省して、一度家全体を子どもの目線でチェックしなおした。床に寝転がって、子どもと同じ高さから部屋を見ると、危険な場所が全然違って見える。これをやってから、ヒヤリとする場面が減った。

後追いが始まって、ママが限界だった時期

生後9ヶ月ごろから後追いが始まった。ママがトイレに行くだけで大泣きする状態が続いて、ママが「一人になれる時間がゼロ」という状態になった。

そのとき意識したのは、帰宅後すぐに子どもをパパに引き渡してもらうことだ。最初は泣いたが、毎日続けるうちにパパでも落ち着けるようになっていった。後追いの対象がママだけでなくパパにも広がったことで、ママが少しだけ一人になれる時間ができた。

この時期を振り返って

乳児期は、新生児期とは違う種類の大変さがある。体の消耗より、終わりが見えない感覚の消耗だ。

でも同時に、子どもからの反応が増えてくる時期でもある。声を出して笑う、こちらを見て手を伸ばしてくる、名前を呼ぶと振り返る。そういう小さな変化のひとつひとつが、続けるための燃料になっていた。

うまくやれた日ばかりではなかったが、毎日そこにいることが、たぶん一番大事なことだったんだと思う。

-体験談, 育児