
読んでて楽しい絵本ってないですか?
今回はそんな悩みを解決します!
絵本って子供は楽しいけど読んでる方はあんまりなこと多いですよね。

絵本と言っても色々な絵本があります。
・挿し絵のような絵本
・絵が全面に描いてある絵本
・表現が特徴的な絵本
・海外のものを翻訳した絵本
などなど。
どれがいいとは一概に言えません。子供の好みによるところも大きいですしね。
絵本を紹介しているサイトは沢山ありますが、今回ご紹介するのは子供が喜ぶというよりは大人が読んでいて楽しい絵本。
子供は聞くだけ。読んでいるのは大人です。
読む大人が面白くなくてどーする。
と思ったので、そういう視点でご紹介します。
この記事を最後まで読むと…
- 読んでいて楽しい絵本、つまらなかった絵本がわかる
- どんな絵本なのか特徴がわかる
- 年齢別にオススメの絵本がわかる
もくじ
大人が読んでも楽しい絵本とは
僕が思う『読んでいて楽しい絵本』とは
- 絵が多い
- ストーリーが面白い
- 仕掛けのあるもの
- 表現が特徴的
- 好きなジャンル
の5つです。
僕は読み聞かせがあまり得意ではありませんでした。
でも小さい子供に読み聞かせることは『想像力』や『語彙力(ごいりょく)』を養うのにとてもいいと言われます。
絵本を読んであげると、たとえイヤイヤ期の子でもジッと聞き入ります。
絵本の凄いところですね。
参考 ≫ イヤイヤ期きたぁぁぁぁ!!パパが乗り切るための秘策7つ
実験してみた事があるんですが、U-NEXTなどのVODで読み聞かせをしてくれる配信があります。
それを子供に見せたところ、最初は少し興味を持って見てくれますがすぐに見なくなってしまいました。
今度は僕が絵本を読んであげるとちゃんと聞き入って見てくれます。
やっぱり肉声で読み聞かせする方が興味を持って聞いてくれるんですね。
それに、普段から耳にしている親の声なら尚更聞きやすいんだとおもいます。
なのでうちではVODは全然だめでしたね。
注意散漫なうちの子だけかもしれませんが(笑)
是非絵本を読んであげましょう。
絵の多い絵本
絵の多い絵本は大人が見ても楽しいです。
挿し絵程度の絵しかない絵本もありますが、文字ばかりが目立って読んでいても面白くありません。
ページ全体に描かれているような絵本は見応えが違います。
というか
絵本なんだからもっと絵を!
ですよね。
絵の多い絵本の方が子供の反応もよかったですよ!
ストーリーが面白い絵本
絵本でもストーリーはあります。
内容が面白い方が読む側ももちろん面白いですね。
淡々と話が進んでいくものだったり、言葉の語尾が『です』で繰り返されるものだったりすると読んでいても楽しくありません。
なんだコレ…ツマンネ。
ってなっちゃう。
ちょっと展開が不思議なストーリーでも、テンポが良かったり変化に富んでいるものであれば楽しく読めます。
仕掛けのある絵本
絵本には色んな仕掛けのあるものがあります。
飛び出てくるものや子供と一緒に作るものだったり。
こっちが感心してしまうような作りの絵本もあったりします。
すごいものだと大人のこっちまで
おおー!!
コレどうなってんの?
と、子供そっちのけで見てたりします。
2、3歳だと壊してしまったりするので少し早いかもしれないですが、とっても好奇心をくすぐるので楽しめます。
表現が特徴的な絵本
絵本は子供にわかりやすい表現で書かれている事が多いです。
いろんな表現がされていますが、中には変わった言い回しの言葉を使って表現されている絵本があります。
ヘェ〜
そんな表現の仕方があるんだ!
と大人が読んでいても関心するような表現の仕方のものもあったりしますよ。
好きなジャンルの絵本
子供の好きなジャンルではないですよ。
あなたの好きなジャンルの絵本です。
例えば
・恐竜好き
・車好き
・動物好き
・食べ物好き
などなど。
好きこそものの上手なれと言いますが、好きなジャンルだと読んでいても楽しいとおもいます。
0歳〜1歳にオススメの絵本
- ぴょーん
- やさいさん
- バルンくんシリーズ
- だるまさんシリーズ
- きんぎょがにげた
読み聞かせるというよりは絵を見せるといった感じですね。
子供は鮮やかな色彩のものやオノマトペの入ったものを喜んでくれたりします。
スキンシップのできる絵本や乗り物好きの絵本で親も楽しめると思います。
ぴょーん
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縦に開いて読んでいく絵本です。
『ぴょーん』というフレーズが子供ウケします。絵もわかりやすい絵でとても見やすく簡単に読めるのでオススメ。
ぴょーんと言いながら子供を持ち上げたりすると笑って喜んでくれたりします。
スキンシップも取れるし喜んでくれるから読んでても楽しいですよ。
ですが大人目線ではなんといっても
バッタのリアルさ。
これにつきます(笑)
総合評価:4.75
評価の高いレビュー
- 近年の乳児絵本の中では1.2位を争ういい絵本。2000年の出版以来、65版を重ねる(2015年)。
- ぴょーんと一緒にジャンプしたり、かたつむりの時の『だめか…』というところで首をかしげたり、年齢によって反応が可愛いです。
- 1歳と3歳の子供がいますが、両方満足してくれる絵本です。
評価の低いレビュー
- リアルなバッタが苦手で、バッタのところだけは飛ばして読んでしまいます。
- 5ヶ月の娘には最後のジョークのようなのはもちろん分からなかったです。
- ページがちょっとめくりにくい。
やさいさん
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この本はいわるゆる『しかけ絵本』です。
大掛かりなものじゃないですが、土に埋まった野菜の絵があって、しかけをペラっとめくると引っこ抜かれた絵が出てくる。
『やさいさんやさいさん、だあれ?』
ペラッ
『すっぽーん!にんじんさん!』
という感じの流れですね。
テンポよく読むと子供も喜びます。うちの子もお気に入りで何度も読みました。
この絵本も短いので読みやすく、ちょっとした時間で読めるのでオススメです。
この本のポイントは最後の
大根を抜く時の『効果音』
コレをいかに上手く言えるかです!
総合評価:4.52
評価の高いレビュー
- この絵本で嫌いだった野菜を食べるようになりました!
- 何度も繰り返し読んでも全然飽きないのが不思議。夫が読むとまた違った『すっぽーん』にニヤニヤしてしまう。
- 小さい子にもめくりやすい仕掛けになっていて、いないいないばあ的な遊び方もしています。
評価の低いレビュー
- 葉っぱだけしか見えないので、どんな野菜なのか当てるのが難しい。
バルンくんシリーズ
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車好きにオススメの絵本。
色々な車種が出てきます。
主人公のバルンくんは『オースチン・ヒーレー・スプライト』
ちょーマニアック!
他にもアルファロメオやポルシェ、メルセデス、BMW、ロールスロイス、ミニなどなど沢山出てきます。
車の絵も本物そのまんま。
『バルンバルン』というバルンくんのエンジン音がクセになる絵本。
著者の方はきっとかなりの車好きのはずです(笑)
読む側の視点としては
海外の旧車好きにはたまらない。
僕もコレ何?知らんのがあるー!と調べました。
総合評価:3.91
評価の高いレビュー
- 効果音を巻き舌にして読むと、より本物の車っぽくてオススメです!
- 車のおもちゃで遊ぶ時、『ブッブー』じゃなくて『バルバルバルー!』になっていました。
- 外出した時にバルンくんと似た車を見つけて喜んでいました。
評価の低いレビュー
- 私が車に興味がないので、それを察したのか息子も全く食いつきませんでした。
- 『バルンバルン』という効果音が暴走族のようで受け付けません。
だるまさんシリーズ
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かなり有名なのでご存知の方も多いはず。
読むとだるまさんと一緒に踊ったりしてくれて楽しめます。
シリーズの中には『ぎゅっ』とか『ペコッ』といった動きがあるのでスキンシップも取れます。
うちの子は『ぎゅっ』の時にハグするととても嬉しそうに喜んでました。
この絵本は
スキンシップに特化
です!
総合評価:4.9
評価の高いレビュー
- 最初の反応はイマイチでしたが、月齢が上がるにつれてとても良いリアクションをしてくれるようになり、今では1番のお気に入りになっています。
- 子供が気に入って結局シリーズ3冊買うことになるので、初めからセットを買っておく方がオススメです。
- だるまさんシリーズだけでコミュニケーションが取れて、スキンシップができて、体の部分の単語を覚えることができ、とてもいい絵本だと思います。
評価の低いレビュー
- 参考元サイトには評価の低いものがありませんでした。
- 3.0評価がありましたが、内容はとても良いというレビュー。
誰からもかなり良いという評価しかない絵本のようです。
きんぎょがにげた
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逃げたきんぎょを探すゲーム感覚絵本。
なぜきんぎょが飛べるのか。なぜ肺呼吸できるのか。はさておき、子供にどこにきんぎょがいるのか探して当ててもらいながら進めていくと楽しいです。
見つけれたら褒めてあげましょう!
幼児版ウォーリーをさがせ
ですね。
総合評価:4.78
評価の高いレビュー
- 絵本を読むのはママの方が上手だったんですが、この絵本だけはパパに読んで欲しいとせがまれます。
- きんぎょはどこ?と聞くと指差してここ!と言ってくれます。最後のページはかなり難しいようです。
- カラフルな色彩で色々なものが描かれているので、きんぎょ以外にも靴下どこだ?キリンはどこだ?と他のものでも楽しめます。
評価の低いレビュー
- 0歳児にはまだまだ難しいようで反応がイマイチです。赤ちゃんに読んであげるよりもコミュニケーションが取れるようになってからの方がいいのかも。
2歳〜3歳にオススメの絵本
- おしっこちょっぴりもれたろう
- すてきな三にんぐみ
- ぜったいにおしちゃダメ?
- カラスのパン屋さん
- はらぺこあおむし
おしっこちょっぴりもれたろう
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この絵本、男なら
それわかるぅーー!!!
って必ずなります(笑)
初めて見た時かなりおもろくて笑いました。
男あるある絵本です。
ちなみに作者のヨシタケシンスケさんの絵本はどれもどハマりする絵本ばかりです。
子供が共感できるかはわかりませんが、読んでて面白い本間違いなしです。
総合評価:4.74
評価の高いレビュー
- 最後に登場するおじいちゃんが最高のオチをつけてくれます。
- もれたろうくんの仲間探しには『子供ってそういうこと考えてるのかも』と思わせてくれました。
- パパも読んで笑っています。
評価の低いレビュー
- 4歳ぐらいの子にはまだちょっとわからない内容なのかも。
- 読んでいると見入ってはいますが、理解はしていないようです。
すてきな三にんぐみ
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この絵本はちょっと変わった独特な表現の書き方がされています。
直接的な表現ではなく、想像させるような感じ。
真っ暗な夜を『墨を流したような夜』と言ってみたり、逃げることを『いちもくさん』と言ってみたり。
表現力や想像力を養えるかもしれません。
ストーリーも面白く、怖いどろぼうの話なのにとってもいい話。
ただ、あまりスッキリしない終わり方という人も中にはいるみたいです。
この本のポイントですが
見た目がカッコいい!
というのと、
ぶっちゃけ最後には死んでしまう
ということ。
総合評価:4.65
評価の高いレビュー
- 初版から半世紀近く読み続けられてきた名作です。
- 自分の子供もこの3人のようなカッコいい男になってもらいたいです。
評価の低いレビュー
- 前半の暗い雰囲気を怖がっていた。どろぼうの話なのであまりいい気分にはならないようでした。
- 後半いい話になっていくので、こんないい泥棒もいると思われてしまうと困るかな。
ぜったいにおしちゃダメ?
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ぜったいに押してはいけない
『ボタン』
があったらあなたはどうしますか?
押すとどうなるのか。とってもいいことが起こるかも。でも絶対に押しちゃダメなんです。
それがこの絵本のルール。
悪魔の囁きを我慢して最後まで読めるか葛藤できます。
アマゾンの『英米文学研究の売れ筋ランキング』で他の小説や名作を抑えて1位になっている絵本です。
総合評価:4.51
評価の高いレビュー
- 参加型絵本を読んだのは初めて!子供の反応がとても面白いです。
- 押してみようか!と言うと『ダメ!絶対ダメ!』という反応が。恐る恐る押すのが面白い。
- ボタンを押したり本をブンブン振ったり、絵本というよりはオモチャのような感覚で遊べる絵本です。
評価の低いレビュー
- 臆病な子や慎重な子には向かないかもしれないけれど、ワクワクして楽しめる絵本だと思います。
カラスのパン屋さん
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カラスの森にあるパン屋さんの話です。
ちびっ子カラスのリクエストで沢山のパンを焼くんですが、その種類の多さに圧巻です。
『〇〇パンどーこだ?』
と言ってパン探しをして遊ぶと喜んでくれてました。
うちの子は沢山パンが出てくるページもですが、最初の『おもちちゃん、りんごちゃん、レモンちゃん、チョコちゃん』という赤ちゃんカラスのところでも自分で言いたいようで反応がいいですね。
話も幼児向けより長いので4、5歳の子でも楽しんでくれます。
この本の見所は
84種類ものパンパンパン!!
コレに尽きます。
総合評価:4.8
評価の高いレビュー
- この絵本には『パン好きの子に』と書いてありますが、まさにその通り!うちのパン好きの子はどハマりしています。
- 沢山のパンのページでは必ず止まってどのパンが好きー?となります。
評価の低いレビュー
- 歳のうちの子にはまだ早かったです。反応がイマイチでした。
- 沢山のパンが出てくるあのページにしか反応しない。
はらぺこあおむし
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超有名ですね。
僕は絵本のストーリー云々よりも
このデザインが好き
です。
1歳あたりから読むことが多いと思いますが、話の内容としては2、3歳あたり向けかなと感じました。
仕掛け絵本になっているのであおむしが食べた穴をホジホジして楽しんでくれます。
YouTubeなどでは歌もあるのでメロディ付きで読んであげるとより聞き入ってくれること間違いなし!
総合評価:4.8
評価の高いレビュー
- 不朽の名作としていつまでもあせることのない作品です。
- とにかく楽しそうに穴をホジホジします。破れてしまうのでボードブックにすればよかった。
- 圧倒的な色彩であったり、曜日を教えるのにもいい作品です。
評価の低いレビュー
- 出てくる食べ物が外国のもので親しみがないため、あまりいい反応ではなかったです。
4歳〜5歳にオススメの絵本
- きょうりゅうはくぶつかん
- もうぬげない
- めっきらもっきらどぉんどん
- りんごかもしれない
- じゅげむ
きょうりゅうはくぶつかん
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この絵本は絵本と言うよりも図鑑に近いですね。
仕掛け絵本ですが、その仕掛けを自分たちで作れます。
4、5歳の子供には少し難しいのでパパが一緒に作って楽しむのがオススメです。
恐竜好きなお子さんやパパにはとても楽しい絵本!
僕は元々図工が好きなので、こういう作成ものは楽しめました。
小学校の通知表『図工4』
でも作れるレベルです。
レビュー
- この本に関してはレビューが見つかりませんでした。
もうぬげない
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またヨシタケシンスケさんです。
この『もうぬげない』は子供も面白いと思いますが、大人が読んでかなり笑える!!
大人のための絵本!
と言い切ります(笑)
僕は本屋さんで初めて見つけて見本を立ち読みしたんですが、1人で肩を揺らして笑っていました。
横で棚卸しをしていた店員さんにはきっと変な人だと思われたはずです…。
上が脱げなくなったあと下のズボンを脱ごうとするのですが、その後がツボです。
この絵本は『MOE絵本屋さん大賞』で第1位を受賞しています。
総合評価:4.85
評価の高いレビュー
- 寝る前に子供と一緒に読んで大笑いしました。
- あるある!こんなことあるー!と共感できる絵本です。
- オチが普通に終わらないところがヨシタケワールドですね。
評価の低いレビュー
- 名作のように何世代も読み継がれる絵本ではないですが、大人の気持ちを癒してくれる絵本です。
- 低年齢の子供にはちょっとわかりにくいかもしれません。
めっきらもっきらどおんどん
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タイトルはちょっと意味がわからないですね。
でも読めばわかります。
このタイトル、
呪文
なのです。
はぁ?!ですよね。おばけ達を呼び出す呪文なんですが、覚えておくといいかもしれません。
この絵本はページ全面に絵が描かれています。
僕個人的にはダイナミックに描かれている絵本が好きなので、この手の描き方が好きです。
総合評価:4.77
評価の高いレビュー
- 子供の好きな色んな音の響きがあってとても楽しんで読める本です。
- おばけたちの不思議な名前、ダイナミックな絵、展開のドキドキ感は子供も気に入ったようです。
- パパが読んであげるといい絵本だと思います。
評価の低いレビュー
- おばけのどろどろ的な雰囲気の絵本が苦手な子には不向きかもしれません。
りんごかもしれない
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目の前にリンゴがあります。
でもそれはリンゴと認識させられているだけで、本当はもっと違うものかもしれません。
大人でもこんな感覚はものすごく役に立つ。
とってもいい絵本です。
知識があることも大事ですが、
多角的視野
があるのとないのとでは社会に出てから雲泥の差が出ます。
ちなみにこの絵本の作者は先にご紹介した『おしっこちょっぴりもれたろう』の著者と同じヨシタケシンスケさんです。
総合評価:4.67
評価の高いレビュー
- 1つのリンゴからここまで発想できるのがすごい!子供の頭の体操、思考力の活性化にオススメです。
- 他に類を見ない絵本。物を捕らえる視点がすごい!
評価の低いレビュー
- 物語ではないため、小さい子供にはあまり面白くないかもしれない。
- 3歳ではまだ早い。絵本を読み切るまでに飽きてしまう。
じゅげむ
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このお話は落語を絵本にしたものです。
NHKの『にほんごであそぼ』にこの寿限無が出てくるので、見ているお子さんは覚えてしまってスラスラと言えてしまったりするんじゃないでしょうか。
絵本自体は字が多く話も長いので読むのに少し時間がかかりますが、テンポがよく何より
話の内容が面白い
のが特徴の絵本です。
落語噺なので当然と言えば当然ですが…。
落語に触れる機会なんてあまりないので、落語絵本を集めてみても楽しいですよ!
総合評価:4.7
評価の高いレビュー
- にほんごであそぼを見て知っていたので喜んで聞いています。とくに『じゅげむじゅげむ…』のところは一緒に唱えてしまうようです。
- じゅげむの呪文のような言葉の意味がやっとわかりました!かなり感動しました!
- 子供の物覚えの速さにビックリ!あっという間に『じゅげむじゅげむ…』と覚えてしまいます。
評価の低いレビュー
- 3歳ぐらいの子供にはまだ少し早いかもしれない…。
- 言葉の使い方が少し難しいので子供にはわかりにくいかなと思いました。
読んでみてつまらなかった絵本
これはあくまでも僕の主観です。
子供の反応は良いけど読む側としてあんまり面白くなかったなという絵本を挙げています。
いたずらこねこ
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この絵本も昔からある絵本で高評価のレビューも沢山ある絵本です。
僕自身小さい頃に読んでもらった記憶があります。
子供の頃どう感じていたかは覚えていませんが、今大人になって読み聞かせると
短調で緩急のない文脈
に感じてしまい、読む側としてはあまり面白くありませんでした。
〜です。とか、〜ました。の語尾が目立つ絵本だからでしょうか…。
いたずらきかんしゃちゅうちゅう
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いたずら系が続きます(笑)
海外作品は翻訳の加減なのか言い回しがあまりピンとこない事がたまにあります。この作品もその1つ。
物語としては引き込まれる話ではあると思いますが、絵が白黒なので視覚的面白さはあまりないかなと。
あと、逃げたちゅうちゅうを追いかけるために通りかかった特急列車に乗り換えるんですが、その時特急列車の運転士が『僕にも予定がある』と言うと、ちゅうちゅうの運転士が『そんな事気にするなよ』と。
それはあまりに横暴では?
特急列車の乗客のことは考えないのか…と思ってしまいました。
まぁそこはいいとしても、読む側の視点からは読んでいてあまり面白くなかったです。
子供達は読んでーと言うこともあるので、その時は読みますが(笑)
対象年齢は気にしなくていい
絵本には対象年齢が書いてあるものがありますが、あまり気にしなくてもいいと思っています。
5歳になっても2歳向けの本が好きだったり、3歳に5歳向けの本を読んで反応がいいこともあります。
子供はとても順応性が高いです。少し難しくて理解できないだろうなーと思う内容でも、何度も読んであげるとなんとなく理解して、気に入ってくれたりします。
ただ、あまりにも上の年齢のものは無理です。例えば1歳の子に5歳用の絵本などは難しすぎて飽きられたりしますので。
まとめ
パパが読む側として楽しめる絵本という視点で絵本選びをすると絵本を読むのが楽しい時間に変わります。
もし興味がわいた絵本があれば是非お子さんと一緒に読んでみてください。
最初に読んでみたときは反応がイマイチでも、年齢が上がるとどハマりするパターンはよくあることなので、捨てたりあげたりせずに取っておきましょう!
ご紹介したオススメ絵本一覧です。
0歳〜1歳のオススメ絵本
- ぴょーん
- やさいさん
- バルンくんシリーズ
- だるまさんシリーズ
- きんぎょがにげた
2歳〜3歳のオススメ絵本
- おしっこちょっぴりもれたろう
- すてきな三にんぐみ
- ぜったいにおしちゃダメ?
- カラスのパン屋さん
- はらぺこあおむし
4歳〜5歳のオススメ絵本
- きょうりゅうはくぶつかん
- まほうのれいぞうこ
- めっきらもっきらどぉんどん
- りんごかもしれない
- じゅげむ
今回ご紹介した絵本を全て扱っている『絵本ナビ』というサイトがあります。
ためし読みもできるので気になった方は是非利用してみてください!