
今回はこんな悩みを解決します!

あなたのブログはどんな人に見てほしいブログですか?
反対にどんな人からは見向きもされないブログですか?
その部分をはっきりさせておくとあなたのブログのファンは今よりももっとファンになってくれるはず。
この記事を最後まで読むと…
- よりコアな人向けのブログが作れるようになります
- つまりファンが増えます
もくじ
万人受けを狙うブログは弱い
ブログを作っていく際、ペルソナを決めますよね。
他の記事でも書いていますが、ペルソナはできるだけ細かく具体的に設定するほうがいいです。
例えば…
30歳の男性で東京在住。普通のサラリーマンで顔面偏差値は中の下。年収400万。ライン友達は30人。年下で背の高い女性が好み。普段女性との関わりはあまりなくすぐに緊張してしまう。今はパートナーを探していて、どうすれば好みの女性と知り合えるか悩んでいます。
こんな設定だったとします。
ペルソナがGoogleで検索をしてみました。
検索ワードは『30代 年下女性と知り合う方法』です。
検索結果には“年下の彼女がほしい!若い女性に30代男性が出会う5つの方法”がトップに出てきます。
他にも“【体験談】年下女性と出会い結婚する方法を考えて実践してみた”など。
この検索結果の中に
“30歳の冴えない男が年下モデル系女性と付き合えたたった1つの方法”
という記事タイトルがあったなら、クリックする確率はかなり高いと思いませんか?
ペルソナと同年齢の男性で好きなタイプの“年下”と“モデル系=背の高い女性”というワードが入っています。
しかも1つの方法なら選択肢に迷わなくてもいいですし。
そしてその記事を作っているブログには他にも“筆者が実践した背の高い女性を口説く方法”や“年収400万以下の人が登録するといいカップリングサイト”や“都内で行われるイベント”などが沢山載っていたとします。
年下の背の高い女性を探しているあなたにとってまさにうってつけのブログですよね。
記事をどんどん読んでいくんじゃないでしょうか。
そして自分も同じようにすれば出会えるかもしれないという心理になるはず。
あなたはもうそのブログのファンになっています。
これはそのブログのペルソナ設定が読者とほぼ同じだからこそ獲得できたファンなのです。
ところが、設定されたペルソナが大まかなものだと読者にはあまり響かない内容になってしまいます。
ペルソナの設定が30代の会社員。彼女がほしくて出会いを求めている。という広い範囲を狙ったブログの場合はどうでしょうか。
記事には“筆者が実践した年下女性と出会う10の方法”だったり“30代で登録しておくべき婚活サイト”だったりすると、年下女性でも背が高いとは限らないし30代と言っても39歳と30歳では大きく違います。
訪問者は多くなるのかもしれませんが、読んでくれた方に刺さる内容ではない場合が多いはず。
そうなると読者は『ちょっと違う感』になってしまい、ブログから離脱してしまいます。
当然婚活サイトなどのアフィリリンクもクリックしてくれません。
ここでは『出会い』を例えにしましたが、読んだ記事が期待した内容と違ったという経験はあると思います。
その場合、最後まで読むことなく違うサイトに行ってしまいますよね。
ペルソナを狭く深くしておくことで読者に“自分のことだ”と思ってもらい、ファンになってもらうためにも『世界の中でたった1人』になるまで絞ってペルソナを設定しましょう。
ペルソナの設定が甘いブログは当たり障りのないボンヤリしたブログになってしまいます。
そんなの読んでいて面白いわけないですから。
嫌われるというよりも
タイトルには【嫌われる覚悟】としましたが、嫌われるとまではいかなくても“このブログは目的と違う”と思われてもいいんだと思って記事を書くことです。
要するに『ペルソナ以外の人には読んでもらわなくてもいい』と覚悟を決めてしまう。
僕自身、記事を作っている時に“こう書いてしまうと『それは違うでしょ』って人もいるよなー”という思いが出てきて文章を書き換えたりしてしまうことが時々あります。
でも、そんなことしなくてもいいんです。
ちゃんとペルソナに向けた記事を書いてさえいれば、刺さる人はいるわけですから。
わざわざ当てはまらない人のことを考えて記事を書く必要はないわけで。
そして自分の思いや意見ははっきりと発信する方がいいと思っています。
そうするとあなたの発信する内容に共感する人がいる反面、意見のある人も出てくるかもしれません。
でもそれって読者が増えている証拠。
喜ぶべきことです。
あなたのブログが生理的に合わないという人は必ずいます。
老若男女どんな人にも好かれる記事を書くことは無理ですから。
設定したペルソナにだけ刺さればいいので、ペルソナのことだけを考えて記事や文章を作っていきましょう。
ターゲットを絞った書き方のコツ
僕は情景が浮かぶくらい具体的な内容で書くことに気をつけています。
最初の項目でペルソナを設定したので、そのペルソナに動いてもらいましょう。
ペルソナが婚活サイトでマッチングした方と初めて面会する時の事を記事にしたとします。
その状況を説明するなら…
待ち合わせのお店は白を基調としたとても清潔感のある部屋でした。
1人で待つ時間は、それはもうドキドキです。
前日もあまり寝られず、なにを話そうかネタを考えてきたもののその時すでに頭は真っ白になっていました。
エアコンが効いているのに服の下は汗…。
手のひらも汗でぐっしょりでした(笑)
予定の時間よりも15分早く着いたのですが、この時間がいつもよりも何倍も遅く過ぎていきます。
ソワソワしていてもたってもいられず、部屋の中をウロウロしてみたり最初の第一声はどうしようか考えてみたり。
落ち着きを取り戻そうと3回ほど深呼吸をしたその時、入り口のドアをノックする音が。
という感じ。
使いどころがよくわからない内容ですが、こんな情景を作り出せるのもペルソナがいるからこそ。
ペルソナの設定が細かいほど、どう行動してどう考えるのかを具体的に把握することができます。
具体的な内容を文章にする時も“ここまで具体的にしてしまうと共感なんて得られないんじゃないかな?”と思ったりするかもしれませんが、僕はそれで共感してくれる人が1人でもいたらいいと考えています。
文句や批判がきたらどうする?
ペルソナを絞りに絞って記事を書くと、『いやいや、それは違うでしょ』という人も出てきます。
いわゆるアンチと呼ばれる人ですね。
アンチが出てきたらまずは喜びましょう!
名前が知られてないうちはアンチなんて出てこないはずです。
そしてアンチの言う事を真に受けるのはやめましょう。
どんな内容だったとしても、それはその人の感性です。
そんな人もいるんだなと楽観視しておけばいいんです。
訴訟できるレベルの誹謗中傷ならやってしまうのがいいと思いますが、お金もかかりますしね…。
あと、やられたらやり返すという思考は相手と同じ土俵です。つまりレベルが同じなんですよね。
自分のレベルを相手のレベルまで下げる必要はありません。
自分の生活や周りの人に支障がないなら放っておきましょう。
ただ、その文句や批判がごもっとも!と思うような納得できる内容なら非を認めて修正するのもアリです。
まとめ『嫌われる覚悟があるとファンは増える』
ブログは万人受けするような内容で作るよりも、一人の人に向けたマニアックな内容にする方が共感されやすいと考えています。
共感されるには『ペルソナ以外の人には共感されなくてもいい』と割り切ってしまうこと。
“こう書くと共感しない人もいるよな”という思考は切り捨ててしまうと文章を書きやすくなります。
その結果ブログのファンも増えてくるはず。
ブログのファンが増えるとアンチも出てきます。
アンチには耳を貸さない。“そんな意見もそりゃあるわな”程度に捉えて気にしないことです。
そんな意見にいちいちくじけていては、ブログで収入を得て生活するという目標は達成されません。
メンタルはできるだけ強くいきましょう。
ココがポイント
- 万人受けを狙うブログは弱い
ペルソナをより細かく設定して『世界中の中の一人』に向けて記事を書くつもりで - 嫌われるというよりも
『ペルソナ意外には読んでもらわなくていい』と覚悟を決めること - ターゲットを絞った書き方のコツ
その情景が浮かぶくらい具体的に書くこと - 文句や批判が来たら?
基本的には放置。相手と同じレベルに自分を下げることはやめましょう