〜子どもの学びを作業として捉えないべき理由〜
今日、子どもとの学習中に、マイナスの概念が浮かび上がりました。
ただ、マイナスを単に数直線の左側として理解するだけではなく、その出現の理由を理解することが重要です。
なぜマイナスが生じるのか、その背後には何か価値があるからです。
その価値とは何でしょうか?
例えば、標高の概念を考えてみましょう。
海面をゼロに設定することで、世界中の高さを比較しやすくなりますが、プラスのみを基準にすると、最も低い地域を起点にする必要があります。その結果、遠い地域の高さを測るのが複雑になります。
つまり、社会で報酬を得るためには、価値を提供する必要があるからです。
子どもが学ぶことを単なる作業ではなく、得られる価値を考えることは非常に重要です。